何の為に 人生の座標軸

 普段感じたことを雑記にしたり、読んだ本のレビューをしようと思います。関心のある分野はコンピュータから宗教まで! 山口県山口市在住(出身:同県下関市)  1969年生まれ  IT部署に勤める会社員  子育て真っ最中!猫2匹同居

タグ: 民主主義

 ネットの流言飛語、管理者の自主削除を要請 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)という記事があります。

 ネット上に、あること、ないことが書いてあって、不安を煽るから、サイトの管理者に自主的に削除を求めると。

 表現の自由にも触れていますが、今はそれ以上に大本営発表の情報を信じられないという不信感が根本にあるような気がします。

 ユーストリームで配信される情報は、専門家の意見を聞きながらも、本当に最悪のシナリオを示しています。国はどちからといえば、「直ちに」とか「健康に影響を及ぼすレベルではない」とか、安全なサイドの情報を流します。また、いろいろ事情はあるにせよ、迅速で透明性の高い情報開示はされていない気がします。SPEEDIや気象庁の拡散予測もそうです。

 そういったところから、Twitterに情報を求めていたりします。

 もちろん、いたずらに不安を煽るのは良くないと思いますが、それ以上に国家が情報統制をするというのは、健全な民主主義の国としてどうかと思います。

元記事URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110406-OYT1T00939.htm

国売りたもうことなかれ 論戦2005国売りたもうことなかれ 論戦2005
著者:櫻井 よしこ
ダイヤモンド社(2005-07-28)
販売元:Amazon.co.jp
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 保守系の論客、櫻井よしこさんの本です。2005年の時点から中国の脅威を説かれており、尖閣諸島の話や日中中間線の油田の話が出てきます。時は自民党 小泉政権の話です。

 中国に関する内容が半分を占めるのではないでしょうか?台湾独立の話も出てきます。

 今、中国は世界第2位のGDP大国になりました。軍事力もあります。人口も多いです。

 世界は米中関係のパワーバランスで決まるかもしれません。日本は「民主主義」を共通の価値観とする同盟諸国と連携し、また、自分の国は自分で守るという普通の国にならねばなりません。

 日本がアメリカの一つの州に、あるいは中国の一つの省にならないように、日本人自身が自国の歴史と文化に誇りを持ち、愛国心を学ばなければなりません。

 愛国心の前には、家族という単位を大事にすること。目上の人を敬うこと。お年寄りを大切にすること。そんなことが出来る世の中にならないといけません。

 ベルリンの壁が崩壊したのが、1989年11月9日です。社会主義という実験の失敗、東西冷戦の崩壊を象徴する出来事でした。

 リビア(正式には大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国というらしい)は、カダフィー大佐が1969年9月1日のより、実質の国家元首として40年間国家を統治している。いま、無差別空爆を反政府デモ隊にむけて行ったことが社会的問題になっている。

 エジプトもまた民衆による抗議活動が行われている。こちらは共和制であるので、リビアと同じ事情ではないかも知れない。

 しかし、共通して語られるのは、インターネットを中心とした通信手段の発達である。1989年のベルリンの壁崩壊の時にはそんなものはなかった。特に今、facebookの実名主義と、twitterのリアル性が注目されている。

 中国辺りはインターネットの検閲をしたり、通信の遮断をしているが、facebookには中国人らしき名前の登録も多くみる。また、インターネットをオープンにしなければ、その国の発展も制限される。いずれ中国の人が民主主義と出会う。

 GDP2位となった中国。経済は資本主義で、政治は社会主義。貧富の差の拡大。中国の人たちがインターネットを通じ、自由に発言できるという世界に出会ったら、どう思うだろうか?また、中国などは多民族国家であること、「中国3000年の歴史」というが、連続した民族の歴史ではないこと(王が変わっている)。中華人民共和国は1949年成立であるから、60年の歴史しかない。

 中国の民族分断(民族独立)、エジプト、リビアと同じように民衆が立ち上がることも十分ありえる。インターネットが強い武器になるだろう。

 米ソの時代が終わり、米中の時代である。「民主主義」の価値観を共有する国々は、インターネットで自由に発言することで、民主主義の素晴らしさを世界に向けて、共有しよう。

 経済と政治は別であるが、「民主主義」、「自由主義」の価値観と「人権の尊重」を出来ない国とは、組むべきではない。

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