何の為に 人生の座標軸

 普段感じたことを雑記にしたり、読んだ本のレビューをしようと思います。関心のある分野はコンピュータから宗教まで! 山口県山口市在住(出身:同県下関市)  1969年生まれ  IT部署に勤める会社員  子育て真っ最中!猫2匹同居

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 山口大学演劇サークル劇団笛の平成24年度新入生歓迎公演「-初恋」を見てきました。

 タイトルはずっと「初恋」と思っていましたが、「マイナス」がつくようです。

 ネタバレ的な感想を書くと・・・。

 先代からゲイ(男性が好きな男性)を住まわせているアパートがあって、今は女性の管理人さんがやっている。先代は自分もゲイだったが、奥さんと結婚し、一女をもうけている(それが今の管理人)。しかし、結婚後にゲイであるという自分の呵責に耐えられず、結果として奥さんと別れる。そのことがあり、ゲイを専門に住まわせるアパートをする。

 周りの男は全部ゲイ。ゲイが普通のアパートの中で女性に「初恋」をする男性が現れる。また、アパートを取り巻く環境も、ゲイの排斥運動のような嫌がらせで、アパートは解散に・・・。

 アパートの古参の男性に、思いを寄せる女性管理人・・・。もしかして、「初恋」って、女性管理人のこと・・・。「マイナスの意味」は?

 そんな感じでした。

 劇団笛さんのメンバーも卒業等で交代があったようです。ギャグの要素は、少し少なかったかなぁ。ギャグは難しいですよね。バランスが・・・。

 先日、山口大学の市民講座で、日本型雇用と経済の発展について話を聞きました。どこかの大学教授の話でしたが、日本型の雇用では、国際的な競争力が確保できないというような話でした。

 現状を整理すると、日本の雇用環境は正規雇用と非正規雇用からなっていると。正規雇用は正社員で、新卒で入社して、通常は定年退職まで勤められる。また、年功で給料が決まってくる。企業側も正当な理由がないとなかなか解雇できない安定的な状態であると。

 これに対して、非正規雇用はパートやアルバイト、最近では派遣というものが該当してくる。給料は正社員と比較して低く、企業の経営が悪化すれば、調整弁に使われると。

 こういう現状に対して、「同一労働同一賃金」にして、非正規雇用を正規雇用化していこうという動きである。そもそも、正規雇用と非正規雇用と分けることが現実的ではないだろうということである。

 パートは、正社員の夫を持つ妻が働くことを想定している。アルバイトは一時的に働く学生を想定してきた。派遣については、もともとは高度な技術を持つものを派遣するとしてきたが、製造業に派遣労働者を認めることで位置づけが変わってきた。フリーターとよばれる、正社員にならない人も出てきた。また、結婚をしない人や晩婚化、少子化・高齢化も進んできた。また、産業の構造も変わってきた。

 ナレッジワーカーなる人間も出てきた。1,000円/時間でモノを作る人もいれば、100,000円/時間の価値を生む人が出てきた。

 そんな話で、私が思うこと。日本型の終身雇用的なセーフティーネットを会社が持つか、公的な機関で持つかは別にしても、あっても良いだろう。それにより社会が安定するのであれば、必要なコストであろう。

 今後の日本を考えると、働き方の多様性を認めるべきだろう。それは会社員という形態をとらないかもしれない。セーフティーネットで最低限は補償されるが、がんばった人は報われる。日本国から人材が流出しない仕組みを作らなければならない。

 難しいのは産業構造の変化、少子高齢化、社会保障だろう。あとは外国人労働者を受け入れるかどうかだ。また、日本という国が右肩上がりで成長する時代は終わり、低成長、あるいは平行線でも良しである認識だろう。

 3.11の東日本大震災で明治維新、敗戦に続く第三の変換点を迎えた。ここで再びフェニックスのように経済が復活するのか、それとも電力不足で低成長になるのか。この辺りからも雇用環境は大きく変わる。

 正社員である私にとっては、旧態然とした日本型終身雇用の方がありがたいが、社会保障を含めて、楽観できる状態ではない。

 今日は劇団「touch the bonnet」の「半神」という演劇を見てきました。以下、ホームページからの引用です。

美しい容姿を持ち愛されるマリアと、醜い容姿を持つが頭のよいシュラの双子の少女の物語。2人は体の一部が繋がり生まれてきた。2人は反発したり、共感したり笑ったり泣いたりして生きてきた。しかし、2人が十歳を目前にして衰弱し死の危険に直面する。繋がった体のままでは生きるための負担が大きすぎたのだ。命を救うための方法は一つ。体を切り離すしかなかった。だけどそこで救われる命は唯一つ。最大の選択に直面したときの2人の選択は?その時周囲が選択した答えは?生き残るのはマリア?シュラ?両極端の二人の命を考えることで生命の尊さや生きることについて考えるお話。

 シャム双生児といわれるらしいのですが、そのシャムで生まれたことが、魔物の世界に通じているのですね。10歳なるとき、魔物として生きるか、人間として死ぬかの選択を夢の中で迫られるのです。現実世界では結合した二人を分離手術をしようとしているのですが、心臓はふたりで共用している。生き残れるのは一人だけという選択を迫られるのです。

 はじめはマリアが生き残っていたのですが、バスタブの栓の中の渦巻き世界(魔物の世界)に行って、双子と片割れがどうなったかを知ろうとします。

 双子は生まれたときから二人なので「孤独」を知りません。だから、つながっているとき、マリアは「孤独」を欲しがりました。しかし、分離した片割れのシュラは、相手を探している。魔物は言いました。生き残る方には「孤独」をあたえると、失われる方(魔物?)には聞いたことのない音楽をあたえると。

 次の場面では時間がさかのぼったのか、シュラが生き残った場面になり、終わりました。

 私の解釈では、シュラとマリアの2重螺旋の時間が流れ始めたのでしょうか?シュラの世界とマリアの世界は別々に存在し始めたというのでしょうか?

 文学的な内容でいろんな解釈ができると思いました。また、「1次元と2次元の間には点がある。2次元と3次元の間には線がある。3次元と4次元の間には高さがある。4次元(時限)と5次元(時限)の間には、”給食”がある」とか要所要所でユーモアが入っており、面白かったです。

 開場のせいもあると思うのですが、一部セリフが聞き取れないところがありました。

 また、山口大学演劇部のメンバーと重複している人もいました。(その中にキレイなお姉さんがいましたw)

 地域の演劇サークルはリーズナブルな価格で、演劇という文化や教養を提供してくれます。参加すれば次回のパンフレットなどももらえます。都合のつく限り参加して、自分の中味を高めたいと思います。

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