何の為に 人生の座標軸

 普段感じたことを雑記にしたり、読んだ本のレビューをしようと思います。関心のある分野はコンピュータから宗教まで! 山口県山口市在住(出身:同県下関市)  1969年生まれ  IT部署に勤める会社員  子育て真っ最中!猫2匹同居

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 この本も少々読むのに時間を要しました。考えることを考える本だから難しい。

 何点か記録を
・相談とは根本的には「考え方」ついて問うもの。答えを期待するのではない。
・ホームレスのような人、逆説的には働かなくても生きていける理想の人。高等遊民と夏目漱石はいった。旅館で職業の欄に「無職」と書くと、今日は客筋がいいねと、大金持ちの扱いだった。
・アリで働くのは2割である。ならその2割を取り出すと、その中でも働くのは2割である。
・自分の考えが100%正しいと思うな。せいぜい60~70%。
・文章問題のテストで「筆者の言いたいことはなんでしょう?」と。でも、答えを見て筆者はそんなことを言いたいわけではないと。
・日本語というのは音ではなく、文字の言語である。
・カオス理論とフラクタル理論。
・「○○らしさ」というのはルールである。

超バカの壁 (新潮新書 (149))

超バカの壁 (新潮新書 (149))
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夜回り先生50のアドバイス 子育てのツボ夜回り先生50のアドバイス 子育てのツボ
著者:水谷 修
日本評論社(2010-11-13)
販売元:Amazon.co.jp
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 読みやすい本で、書かれていることも納得できる本でした。

 印象に残ったことを何点かメモ

・子供とアウトドアをしましょう。子供に汚れるとか、クタクタになる体験が不足しています。アウトドア派の子供の非行は少ないです。

・子供の時間で過ごす時を作りましょう。現代の子供はスケジュールで忙しいです。

・畳の部屋から洋室へ。だからこそ、たまには川の字になって家族で寝ましょう。

・死のリアリティを体験させるのも親の役割です。近親者の死やペットの死でも。

・「成績があがったらゲームを買ってあげる」などの約束をしないように。ゲームを買ってあげたら、成績は下がるのだから。

・子供には見合う小遣いを持たせましょう。祖父母のお年玉が多いようであれば、減らしてもらいましょう。

・もし、叱ってしまったあとは、声をかけるなどフォローをしましょう。「叱り捨て」だけはしないように。

・親同士の集まりに子供も出しましょう。大人同士の付き合いを見て、子供が学ぶところは多いです。

・一日30個は褒めましょう。

・家族一緒の時間を大事にしましょう。テレビを見ながら食事など、「ながら」をやめましょう。

・ニュースをみて、子供と話しましょう。悲しいニュースだねとか。わるいことだねとか。子供が「正義」を学ぶチャンスです。

・夜の繁華街に、朝、子供を連れて行きましょう。繁華街がいかに汚いかがわかります。夜のネオンは仮の姿。

・家族旅行をしたときに、「教科書で学んだ・・・」みたいなリンクをさせましょう。教養は人の心をやわらかくします。

 子育てというのは、親になった以上、逃れられない「親の責任」である。

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バカの壁 (新潮新書)バカの壁 (新潮新書)
著者:養老 孟司
新潮社(2003-04-10)
販売元:Amazon.co.jp
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 なかなか苦戦をした本です。簡単に何を言いたいのかというのをまとめることはできませんが、本の最後の方に、ヒントがありました。

 「バカの壁というものは、ある種、一元論に起因する面があるわけです。バカにとっては、壁の内側だけが世界で、向こう側が見えない。向こう側が存在していることすらわかってなかったりする。」

 一元論というのが一神教とか原理主義的なものの考え方で、自分の立場と違うものは理解できないと。

 AもあればBもある。Cも完全に否定できないという二元論以上の多元論を持つ必要があると感じた。

 「バカの壁」というのが、表現的にわかりやすいとは思いません。インパクトはありますが・・・。例えば、「認知の限界」、「常識の落とし穴」の方が内容には近いかも知れません。

 エピソードの中で、「花見酒経済」の話がありました。二人で酒樽を囲んで、A→Bにお金を払ってAは一杯飲む。今度はそのお金をB→Aに払ってBは一杯飲む。その繰り返し。酒樽は減っていくが、お金は回っているという不思議。虚業と実業、そんなことも感じました。

リベラルが日本を潰す 保守新生リベラルが日本を潰す 保守新生
著者:櫻井 よしこ
宝島社(2010-02-13)
販売元:Amazon.co.jp
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 櫻井よしこさんと平沼赳夫さんの対談でできている本です。民主党政権、鳩山政権下での話です。

 リベラルは民主党政権の大部分の人の考え方を指しており、このままでは健全な保守がつぶれてしまうという危惧がこの本にはあります。

 リベラル=左翼、保守=右翼というような単純な対立構造ではありませんが、保守の立場というのは、確かに大事だと感じました。

 保守の一つの大事なことは、国家感です。日本の文化・伝統を大切にする国柄を守るということが根本にあります。それには皇室という文化を守ることも中心的な考え方です。

 また、日本国民、日本の領土を守るということも大事です。日本人の固有の権利である選挙権や北方領土、竹島、尖閣はもちろん、東シナ海の中間線をめぐる問題も闘い続けなければなりません。

 また、自虐史観というような太平洋戦争でのいわゆる戦犯問題、靖国神社の参拝問題、自主憲法の制定なども、保守の基本でしょう。

 逆に外国人参政権、領土問題の軽視、国立追悼施設などは、リベラルの推進事項です。

 明日は統一地方選挙の投票日。保守かリベラルかという以外にも、原子力に対する意見、国政への影響など、争点はたくさんありますが、一人ひとりの選択が、間接民主主義のわが国を決めていくということを、しっかりと考えたいと思います。

国売りたもうことなかれ 論戦2005国売りたもうことなかれ 論戦2005
著者:櫻井 よしこ
ダイヤモンド社(2005-07-28)
販売元:Amazon.co.jp
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 保守系の論客、櫻井よしこさんの本です。2005年の時点から中国の脅威を説かれており、尖閣諸島の話や日中中間線の油田の話が出てきます。時は自民党 小泉政権の話です。

 中国に関する内容が半分を占めるのではないでしょうか?台湾独立の話も出てきます。

 今、中国は世界第2位のGDP大国になりました。軍事力もあります。人口も多いです。

 世界は米中関係のパワーバランスで決まるかもしれません。日本は「民主主義」を共通の価値観とする同盟諸国と連携し、また、自分の国は自分で守るという普通の国にならねばなりません。

 日本がアメリカの一つの州に、あるいは中国の一つの省にならないように、日本人自身が自国の歴史と文化に誇りを持ち、愛国心を学ばなければなりません。

 愛国心の前には、家族という単位を大事にすること。目上の人を敬うこと。お年寄りを大切にすること。そんなことが出来る世の中にならないといけません。

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