何の為に 人生の座標軸

 普段感じたことを雑記にしたり、読んだ本のレビューをしようと思います。関心のある分野はコンピュータから宗教まで! 山口県山口市在住(出身:同県下関市)  1969年生まれ  IT部署に勤める会社員  子育て真っ最中!猫2匹同居

タグ: バカの壁

 この本も少々読むのに時間を要しました。考えることを考える本だから難しい。

 何点か記録を
・相談とは根本的には「考え方」ついて問うもの。答えを期待するのではない。
・ホームレスのような人、逆説的には働かなくても生きていける理想の人。高等遊民と夏目漱石はいった。旅館で職業の欄に「無職」と書くと、今日は客筋がいいねと、大金持ちの扱いだった。
・アリで働くのは2割である。ならその2割を取り出すと、その中でも働くのは2割である。
・自分の考えが100%正しいと思うな。せいぜい60~70%。
・文章問題のテストで「筆者の言いたいことはなんでしょう?」と。でも、答えを見て筆者はそんなことを言いたいわけではないと。
・日本語というのは音ではなく、文字の言語である。
・カオス理論とフラクタル理論。
・「○○らしさ」というのはルールである。

超バカの壁 (新潮新書 (149))

超バカの壁 (新潮新書 (149))
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バカの壁 (新潮新書)バカの壁 (新潮新書)
著者:養老 孟司
新潮社(2003-04-10)
販売元:Amazon.co.jp
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 なかなか苦戦をした本です。簡単に何を言いたいのかというのをまとめることはできませんが、本の最後の方に、ヒントがありました。

 「バカの壁というものは、ある種、一元論に起因する面があるわけです。バカにとっては、壁の内側だけが世界で、向こう側が見えない。向こう側が存在していることすらわかってなかったりする。」

 一元論というのが一神教とか原理主義的なものの考え方で、自分の立場と違うものは理解できないと。

 AもあればBもある。Cも完全に否定できないという二元論以上の多元論を持つ必要があると感じた。

 「バカの壁」というのが、表現的にわかりやすいとは思いません。インパクトはありますが・・・。例えば、「認知の限界」、「常識の落とし穴」の方が内容には近いかも知れません。

 エピソードの中で、「花見酒経済」の話がありました。二人で酒樽を囲んで、A→Bにお金を払ってAは一杯飲む。今度はそのお金をB→Aに払ってBは一杯飲む。その繰り返し。酒樽は減っていくが、お金は回っているという不思議。虚業と実業、そんなことも感じました。

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