何の為に 人生の座標軸

 普段感じたことを雑記にしたり、読んだ本のレビューをしようと思います。関心のある分野はコンピュータから宗教まで! 山口県山口市在住(出身:同県下関市)  1969年生まれ  IT部署に勤める会社員  子育て真っ最中!猫2匹同居

カテゴリ : イベント

 今日、山口市民文化大学の第3回講演がありました。講師は舞の海 秀平氏です。

 講演に先立ってコミュニティー・タイムというものが毎回あり、今日はマリンバの演奏を聞かせてもらいました。木琴のような楽器ですが、なんでこんな音色がするのだろうと不思議な印象を持ちました。演奏されたのは、山口県を中心に活動される「Par Coeru(パー・クール)」というグループです。

 さて、私はあまり相撲には興味がありませんから、舞の海といっても、顔と名前が一致しない状態でした。しかし、最近の八百長の問題などには興味がありました。

 今回の話の中でも八百長のことを話されました。携帯のメールは読めるけど、心の中は読めない。目と目で通じ合うものがあると。

 また、相撲という大変に厳しい世界にあって、それをユーモアたっぷりに語ることができるというのは、すごいと思いました。

 相撲というのが、スポーツであり、伝統芸能であり、伝統文化であり、神事である。いろいろな側面があることも、お相撲さんの口から聞いて、腑に落ちるものがありました。

 やはり一流と呼ばれる人は、すごいなあと感じました。

 一昨年から参加しているこどもステーション山口(http://www.geocities.jp/kodomo_station_y/)の鑑賞会で、神田香織さん(ツイッター@kandakaori、ホームページ:http://www.ppn.co.jp/kannda/main.html)の講談を聞いてきました。

 タイトルは「フラガール物語 ~常磐炭鉱余聞~」というものです。昭和40年エネルギーが石炭から石油にシフトしていく中で、石炭の町が常磐ハワイアンセンターで町の生き残りをかける。その中で時代の流れに逆らうように炭鉱にこだわる人、フラダンスに新しい道を見つける人。そんなことを講談で語られました。実際には映画「フラガール」の流れに基づいて話されているようでした。(私は映画を見ていないので、そのあたりは評価できないのです)

 映画とは違う、読み聞かせとは違う、落語とも違う、講談ならではのリズム感というのを感じました。「講談師、見てきたような嘘をつき」というのが実体験としてわかりました。大げさな表現で、テンポの良いリズムで語る言葉は、イメージを膨らませます。

 今回はこどもステーション山口の高学年コースの鑑賞会で、我が家は低学年コースなので、1300円/人の乗り入れ券を購入しての観賞でした。舞台の内容は、十分に大人の鑑賞に堪えるものでした。やや、小学校5年生には内容が難しかったかもしれませんが、「講談とは、こういうものだ」というのを体験させてあげたのはよかったと思います。

 最後に不思議な縁を感じたことについて。今回の神田香織さんが山口に来られることも、演目がフラガールであることも、ずいぶんと前に決まった話でした。
 それが3.11に東日本大震災があり、福島原発の事故がありました。神田香織さん自身が福島県いわき市の出身であり、フラガールも福島県いわき市の話です。そして、フラガールはエネルギーが石炭から石油にシフトしていくときの話です。
 今、福島県は地震に津波に原子力災害に風評被害に、四重苦にあっています。そしてエネルギー政策は、もしかしたら、石炭→石油→原子力→脱原子力という歴史の切替ポイントにあるのかも知れません。石炭関係の従事者が歴史の流れに翻弄されたように、原子力従事者も新しい歴史の流れに飲み込まれるかも知れません。これは、よしきにつけ、あしきにつけ、時代の流れです。
 もうひとつ、被災した福島が立ち上がる姿がフラガールとダブって見える部分があるのです。実際にフラガールは全国巡業をされるそうですが。

 本当であれば、講談が終わった後のアフタートークにも出席したかったのですが、子供の宿題が残っていたので、講談の後に帰りました。

 こどもステーションで、狂言、音楽、演劇、いろいろと体験をしました。子供だけでなく、大人にも文化的な刺激となりました。普段、機械の設計とか工事とかをしていると、こういう仕事以外の刺激というのは、脳の回路を正常化するのに大変役に立ちます。

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 今日は山口市民文化大学(http://www.bunka-daigaku.com/)の第2回の講義、田原総一郎氏の「時代を読む」という講演を聞きに行ってきました。第1回目は姜尚中氏の講演(http://goodday.doorblog.jp/archives/65547066.html)で、振り返って思うと、日曜日の朝10時の政治番組の新旧の顔ぶれという不思議な結果になっていました。これは講演が終わってから気がつきました。

 姜尚中さんの講演も4月2日と3.11の東日本大震災のあとということで、予定されていたテーマとは違う内容になりました。田原氏の「時代を読む」という題目も大まかにはテーマに沿っていますが、多くははやり3.11の地震、津波、原子力災害のことを語られました。

 以下はメモからおこした内容です。
・今回の災害は文明への過信ということへの痛烈な警告という要素もあったのではないか?
・特に原子力は油断をしていた部分があるのでは。本来、原子力は危険なものである。日本においては原子力はしばらく無理だろう。6月にサミットがあるが、脱原子力とはならない、原子炉がフランス製かアメリカ製かというような話になるだろう。日本では感情的に原子力は難しいが・・・。
・フランスのサルコジ大統領はなぜ日本に来たか?アメリカ型の原子炉はダメだろうとフランス製の原子炉を売り込みにきた。その前に中国に行っている。中国に原子炉を売るため。
・原子力の災害は、まだ続いている。東京電力が復旧の工程表で6~9ヶ月で冷温停止といっているが、東京電力幹部にも聞いたが、6~9ヶ月というのは、つまりは「わからない」ということだ。
・今治のタオルや有田焼が海外で売れなくなっている。福島から遠く離れているが、放射能に汚染されていると思われているからだ。
・今回の震災で失われた財産は16~25兆円。これは原子力災害を含んでいない。30兆にはなる。
・国が16兆円は復興に予算を使う。つまり16兆円の需要が発生する(今までの不況は需要不足の面がある)
・国は歳入が41兆円で歳出が91兆円。不足をしている部分はつまり借金だ。
・復興のお金の使い方で景気が良くなる可能性がある。政治が大事。
・震災の前に感じていた「閉塞感」というのは、社会が安定していて、これ以上成長できにくいときに感じる。つまりは幸せな状況。被災地には閉塞感はない。
・朝鮮特需の時、日本は大きく成長した。うまくやらないと海外が震災の特需を持っていってしまうかも。政治が大事。
・田舎で作った電気を東京に送るというのも1極集中の弊害。東京に原子力発電所が作れるようであれば、安心して原子力発電を作れるような状況になるだろう。
・1990年は日本の成長率は世界一であった。今では27位である。また、一人当たりのGDPも2000年には3位であったが、現在は28位である。大企業にやる気がない。
・日本は今、いい状態にある。昔は侵略戦争で①現地の安い人②現地の資源③現地のマーケットを奪い取ってきた(どこの侵略戦争も同じ)。日本は戦争をせずに、現地の安い人件費、資源、マーケットを取得してきた。
・ドコモのiモード、NHKのハイビジョンなど優れた技術はあるが、世界を巻き込むとか標準にするのは、日本は苦手。
・3.11以前、実は少し経済が回復していた。これは主にアジア輸出。日本の中小企業はなかなか海外に出て行かない。
・「込み合いますので満州へ」というポスターがあった。当時の人口は6000万人くらい。今は、超過密。
・日本はよくなる(政治がよければ)
・世界銀行のブラックさんを巻き込んで、新日鉄(?)の全身の八幡製鉄所などは、お金を借りて戦後の復興をしていった。(京都の祇園で・・・)

 質疑応答の時間があったので、私も質問をしてみた。

私「ジャーナリズムについて質問します。朝生やサンプロで生放送を放送を改革してこられた田原さんですが、3.11ではツイッターやユーストリーム、ニコニコ動画などの新しいソーシャルメディア・インターネットメディアが出てきた。今のメディアがこれに変わるまでいかなくても、補強(バックアップ)する関係になるか?」

田原「なる。今回も原子力の災害の報道も遅かった。既存のメディアはいろんなものに縛られているが、ユーストリームやニコニコ動画にはそれがない自由だ。また、エジプトの革命もツイッターやフェースブックでおきた。ツイッターなど誰でも情報が発信できる」

 要旨はこんな感じでした。また、注目の菅内閣のことですが、田原氏の読みでは、ゴールデンウィークにおそらく参院で問責決議が可決されるだろうと。過去、問責決議をされた人、されそうになった人はみんな辞めている。菅さんはネバルだろうが・・・。

 最後に感想を。田原さんはテレビでみるとおり、ポッドキャストで聞くとおりの印象でした。政治家相手にはズバッと斬りこみますが、目をみると優しさがある。今回も20歳の女性が若者の政治参加について質問をして、斬り返しはされていましたが、それでも言葉に温かみがあると感じました。

 前回の朝生では、少し斬り方が甘かったというか原子力推進派が偏っていたと思いました。次回はバランスの取れた出演者で、「日本のエネルギー政策はどうなる?どうだ!」とがんばって欲しいです。

 今だから言える日本政治の「タブー」という本を買い。サインをしてもらいました。

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 花まつりとは、ブッダ(仏、釈迦)の誕生日をお祝いする仏教の行事です。(http://www5.ocn.ne.jp/~seishoji/mame2.html

 私などは幼稚園がお寺にあったので、小さいときからやっていますが、大きくは甘茶をお釈迦様の像にかけます。

 今日は近所の浄土真宗のお寺で、休日にあわせて花まつりがあり行ってきました。

 小学校の通学路の途中にあるお寺なのですが、チラシを配って、「ゲームありとかクジ引きあり」とか書いてあったので、子供は大きな期待をしていたようですw私は、いく前からそんな「お祭」じゃないからねと行っておいたのです。(今日は、お大師さんをしている地域もあったので、本当はそっちにいこうと思っていました。お大師さんは4月21日が正確な日です)

 まず、お寺に行って、南無阿弥陀仏と手を合わせ、住職からお釈迦様のお話を聞き・・・。このあたりで、ほとんどの子供が痺れを切らしましたw
 その後にゲーム、くじ引きと子供のメインのイベントが済み、最後にお釈迦様の像に甘茶をかけて、甘茶をご馳走になり終了です。

 葬式仏教という言葉があるくらい、仏教にはなかなか縁がありません。しかし、仏教を含め、信仰とか宗教というものは、生きているものにとって重要なのです。そんなことで、こんな小さなイベントでもお寺に子供が集まるとはいいことだと思いました。

 我が家には仏壇も神棚もありません。信仰心がないかといえば、そういうわけでもありません。また、同じように神棚のない家も増えていると聞きますが、日本人は何かを畏れるという信仰を自然のうちに持っています。一切衆生悉有仏性 (いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)という言葉があるように、草木や石などにも神(仏)が宿っていて、感謝したり、畏れたりするというのが、日本人の信仰(多神教、アミュニズム、八百万の神など)を考えると合点がいくのです。

 土曜日・日曜日に予定されていた佐野元春の30周年コンサートのファイナルは延期になりました。地震のため、安全にコンサートが開催できないというのはその理由です。また、3月13日は彼の誕生日でもあり、ファンの間ではシークレットでハッピーバースデーを歌おうという企みもあったようです。

 佐野元春氏が自身の誕生日に寄せて詩をオフィシャルホームページに掲載しました。『それを「希望」と名づけよう』というタイトルです。
http://www.moto.co.jp/
 地震の被害と結びつけた詩ですが、受け取り方により、いろいろな感想があると思います。また、彼はアーチストであり、道徳家ではないから、不謹慎な部分はあるかもしれません。

 そんな中、私が目にしてなるほどと思いリツートしたものが以下。

藤田功博(ふじたたかひろ)
catrabbitから
一人一人にできること、は節電だけじゃない。働ける者は働き、歌える者は歌い、買う物は予定どおり買う。そうやって経済を回すことも立派な社会貢献だ。パニックから回復しつつある東京で思った。災害を悲しいと思うからこそ、日常を支えうるものが支えていかねばならない。

 私などは地震の直接の影響がない山口県に住んでいます。明日からは仕事が始まります。一所懸命に普段どおりに仕事をすること、子供は地震のことを含めて学校で勉強すること、日常のように消費をすること。そういうことも復興支援なのだということです。義援金の募集なども始まりますし、各地からボランティアも行くでしょう。しかし、少しの我慢をし、普段どおり経済をまわすこと、これも立派な支援であると思いました。

 そんななか今日は地元の子供ステーション(地域によっては親子劇場というところもあると思いますが)の例会がありました。今回はアフリカンエクスプレスというもので、アフリカの音楽を通じて、異文化と交流しようというものでした。

 冒頭にアフリカンエクスプレスの方が今回の地震に触れ、見つかっていない人がまだいるとかそういう話をされました。そして、皆さんで一分間の黙祷をしましょうと・・・。

 「黙祷」という言葉は、子供には難しかったようで、「目を閉じるの」と教えました。小学校低学年の子供が集まった会場ですが、静寂につつまれました。

 そのあとは、アフリカの音楽、太鼓のリズムで、子供たちも一緒に楽しめました。

気になること
1.ツイッターに日常をつぶやくと不謹慎だという意見もある。しかし、日常をまた回していくことも、大切なことである。

2.原子力発電所の問題。報道では放射能の影響は少ないようになっている。しかし、海外のメディアではガイガーカウンターで放射能を測定されている子供の映像もある。また、ソース未確認だが、アメリカ大使館が関東地方から離れるようにという動き(?)をしたという話もある。

 阪神淡路大震災を上回るマグニチュード9.0、大津波の震災である。あの当時と違うのは、ツイッターや携帯メールというものが普及している点である。デマメールも多いと聞くが、何かあたらしい支援というものができるかもしれない。

 また、各国からのレスキューなどの支援に感謝したい。

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