何の為に 人生の座標軸

 普段感じたことを雑記にしたり、読んだ本のレビューをしようと思います。関心のある分野はコンピュータから宗教まで! 山口県山口市在住(出身:同県下関市)  1969年生まれ  IT部署に勤める会社員  子育て真っ最中!猫2匹同居

2011年02月

国売りたもうことなかれ 論戦2005国売りたもうことなかれ 論戦2005
著者:櫻井 よしこ
ダイヤモンド社(2005-07-28)
販売元:Amazon.co.jp
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 保守系の論客、櫻井よしこさんの本です。2005年の時点から中国の脅威を説かれており、尖閣諸島の話や日中中間線の油田の話が出てきます。時は自民党 小泉政権の話です。

 中国に関する内容が半分を占めるのではないでしょうか?台湾独立の話も出てきます。

 今、中国は世界第2位のGDP大国になりました。軍事力もあります。人口も多いです。

 世界は米中関係のパワーバランスで決まるかもしれません。日本は「民主主義」を共通の価値観とする同盟諸国と連携し、また、自分の国は自分で守るという普通の国にならねばなりません。

 日本がアメリカの一つの州に、あるいは中国の一つの省にならないように、日本人自身が自国の歴史と文化に誇りを持ち、愛国心を学ばなければなりません。

 愛国心の前には、家族という単位を大事にすること。目上の人を敬うこと。お年寄りを大切にすること。そんなことが出来る世の中にならないといけません。

 ベルリンの壁が崩壊したのが、1989年11月9日です。社会主義という実験の失敗、東西冷戦の崩壊を象徴する出来事でした。

 リビア(正式には大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国というらしい)は、カダフィー大佐が1969年9月1日のより、実質の国家元首として40年間国家を統治している。いま、無差別空爆を反政府デモ隊にむけて行ったことが社会的問題になっている。

 エジプトもまた民衆による抗議活動が行われている。こちらは共和制であるので、リビアと同じ事情ではないかも知れない。

 しかし、共通して語られるのは、インターネットを中心とした通信手段の発達である。1989年のベルリンの壁崩壊の時にはそんなものはなかった。特に今、facebookの実名主義と、twitterのリアル性が注目されている。

 中国辺りはインターネットの検閲をしたり、通信の遮断をしているが、facebookには中国人らしき名前の登録も多くみる。また、インターネットをオープンにしなければ、その国の発展も制限される。いずれ中国の人が民主主義と出会う。

 GDP2位となった中国。経済は資本主義で、政治は社会主義。貧富の差の拡大。中国の人たちがインターネットを通じ、自由に発言できるという世界に出会ったら、どう思うだろうか?また、中国などは多民族国家であること、「中国3000年の歴史」というが、連続した民族の歴史ではないこと(王が変わっている)。中華人民共和国は1949年成立であるから、60年の歴史しかない。

 中国の民族分断(民族独立)、エジプト、リビアと同じように民衆が立ち上がることも十分ありえる。インターネットが強い武器になるだろう。

 米ソの時代が終わり、米中の時代である。「民主主義」の価値観を共有する国々は、インターネットで自由に発言することで、民主主義の素晴らしさを世界に向けて、共有しよう。

 経済と政治は別であるが、「民主主義」、「自由主義」の価値観と「人権の尊重」を出来ない国とは、組むべきではない。

 6歳の息子がけっこう自己中心的です。自分中心に、自分の都合で、まわりを振り回している感じがします。この1年くらい目立っています。また、年上の娘は、そういう性格ではなかったので、余計に目立ちます。

 そんなとき、「世界の中心は自分じゃない」、「人には人の都合というものがある」というのですが、6歳児には難しいかも知れません。

 自己主張も大事ですが、協調性も大事です。

 大人でも出来ていない人がいるのですから、6歳児にはね。

 しかし、コツコツと教えていくのが、親のつとめです。

 「怒る」と「叱る」では大きな違いがあると感じています。特に子供を育て始めてから、この違いを意識するようになりました。

 「怒る」というのは、感情を爆発させて、大声で、相手を責めるイメージがあります。感情に支配されているときは多いです。また、「義憤」といわれる公の怒りであっても、感情的になっているときは、「怒る」になるでしょう。

 対して「叱る」は、あくまでも冷静に、相手の将来のためを思って諭すことというイメージがあります。手法として、大きな声や体罰的なものを使うことはありますが、感情には支配されていません。

 最近の親による虐待事件は、「怒る」ことでおきていると思います。自分の怒りが制御できないレベルになって、虐待として現れる(もちろん、これ以外の要素もあると思いますが)

 感情を制御するのは難しいです。一呼吸おくとか、第三者的にみてから、叱るとかやり方はあると思います。なるべく、「叱る」をしたいです。

 相手のことを思って「叱る」。これは「褒める」と同じくらい大事なことです。(表面上の言葉ではなく、気持ちが入っているかもポイントです)

きみはなぜ働くか。―渡邉美樹が贈る88の言葉きみはなぜ働くか。―渡邉美樹が贈る88の言葉
著者:渡邉 美樹
日本経済新聞社(2006-09)
販売元:Amazon.co.jp
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 「きみはなぜ働くか。―渡邉美樹が贈る88の言葉」という本を読みました。

 まず、感じたのは「給料以上、働かなともったいない」ということです。サラリーマンであれ、アルバイトであれ、自分の時間を会社に売っている要素はあるのですが、給料以上に自分の身になるもの。それは知識であったり、態度であったりするわけですが、会社から支払われる給料以上のものを吸収してやろう、身につけてやろうという態度、姿勢が大事だと感じました。

 もう一つ印象に残ったのは「ありがとう」という言葉です。ワタミはありがとうを集めるために事業を展開している。また、アルバイトを含めた従業員3万人にその意味を教えようとしていると感じました。また、従業員の”夢”の実現を大切にしていると思いました。

 この本で好印象な点は、わたみが十分でないことを社長が明言していることです。この自省を本にしていることがすごいと感じました。「我が社はこんなにすばらしい」だけでは、ここまで伝わらなかったと思います。この本は従業員にあてたメッセージを集めたものというのがよくわかりました。

 また、この本の印税は一円のこらず、カンボジアの子供たちに届けると巻頭で書いてありました。そのあたりも態度が一貫しており、本の最後までこの姿勢が崩れることはありませんでした。

 「ありがとう」。感謝というのは、本当に大事です。何にでも感謝できること、これはある意味、能力だと思います。あたりまえをあたりまえと思わず、感謝する。これだけで、新しい世界が広がるのではと思わされた本でした。

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